個人的評価:★★★★☆

特製江戸前煮干中華そば(醤油)を注文

スープはやや濃い飴色で、節系独特のやや濁ったもので、泡立つほど濃厚さを感じる見た目です。「鶏ガラと3種の煮干しのみを使用」「通常の5倍の煮干しの量を使用」とのことですが、その割には濁りは強くありません。
スープを一口啜ると「煮干中華そば」なので当然ですが、煮干しがかなり強いです。複数の煮干しが全面に出ていて、ベースの鶏ガラはかろうじて感じるほど。煮干しが直球ではっきりとした味で、複雑な味ではなく、個性的といえば個性的ではあります。しか~し、甘いのです。煮干しの使い方でしょうが、ここまでの甘さはなんとなくやはり、TETSUのスープを感じられます気づいたら飲み干してます

麺ですが、タピオカを配合したという、中細のストレート麺で、断面が四角い麺です。表面がツルツルで、スープの持ち上げは良いとは言えませんが、そこは濃厚スープなのでこれで良いのでは。噛み応えがあって、ツルシコの食感は喉越しも良い旨い麺です

具は、海老ワンタン2個、チャーシュー4枚、味玉、カイワレ、メンマ、ナルト。海老ワンタンは、薄皮でチュルチュルしたもので、餡は海老の原型の無い、練り物状ですが、海老の風味はあります。チャーシューはあらかじめ切り置きされたもので、味付けの濃いもの。熱々スープで脂身の部分がすでに透明になっています。味玉はかなり柔わめです